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交通事故の罰金 子供が自転車事故や家族が人身・物損事故を起こしてしまったら?
現在の日本で欠かせない乗り物と言ったら何を想像しますか?
たぶん自動車やオートバイ・自転車を上げる方がほとんどでしょう。
これらの乗り物は大変、生活の上で便利な乗り物です、しかし、一瞬の油断や判断ミスによって事故を起こしてしまう事がたくさんあります。最近では自転車vs歩行者の事故も増えています。
もし自分が加害者(交通事故を起こした側の人)になってしまった場合はどうなるのでしょうか?
その他の交通事故のケースはこちらをご覧ください。
交通事故 罰金 自転車事故 交通事故を起こした場合に適用されるであろう法律
交通事故を起こした時には、必ず110番して下さい。
警察の事故証明書が無い限り任意保険は適用外になってしまいますので。
車やバイク・自転車は車両扱いになります。と言う事は自転車も交通事故の加害車両になります!
道路交通法が改正されてから、自転車の取り締まり強化が行われています(たぶん・・・)。
自転車だから関係ないなんて思っていたらかなり痛い目に遭いますからね!
交通事故を起こした場合には「行政責任」「刑事責任」「民事責任」のこの3点責任セットが加害者に与えられます。
あらゆる分野から責任の追及が行われると言う事になります。
一般的に交通事故を起こした場合に適用される法律は、民法・自動車運転死傷行為処罰法・刑法・自賠責法・道路交通法とこれだけの法律が関与してきます。
これらの法律は自動車に限らず軽車両と言われるオートバイや自転車・耕運機などにも適用されます。
ので、事故っちゃた~でも保険があるしなんて思ったら大間違いですから!
交通事故 罰金 自転車事故 人身事故を起こした場合どうなるのか(処罰や対処方法など)
もし、あなたが運転する車やオートバイ・自転車などで、人とぶつかってしまった場合どうすればいいのかパニックで分からなくなってしまいます。
交通事故 罰金 自転車事故 人とぶつかってしまった時の対処
①乗物からおりて、ぶつかってしまった人の救護をしなければなりません。119番通報で救急車を呼ぶ。
②救急車を呼んだ後に110番で事故を起こした事を伝える。
③自動車保険会社に連絡をする。
基本的に人とぶつかった場合の対処になります。
この時にパニックになり被害者を救護しないで、少しでも走り去ってしまった場合でも「ひき逃げ」に当たり、ほぼ有罪確定になりますので、覚悟してください。
人とぶつかった場合は、どんな理由があっても確実に被害者の方の救護を行って下さい。
ひき逃げを起こした場合、後で出頭してきても「1度逃げている事から逃亡の恐れと証拠隠滅の可能性が疑われ、起訴されてからではないと、保釈金を支払って拘置所から出る事はできません。
交通事故 罰金 自転車事故 人をはねてしまった場合の法律
不注意によって起こしてしまった場合とアルコールなどを摂取して事故を起こした場合では法律も違いますし、罰則・罰金も変わってきます。
☑ 不注意による交通事故
- 負傷事故 7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金。 過失運転致傷罪
- 死亡事故 7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金。 過失運転致死罪
☑ 危険運転による交通事故
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- 負傷事故 15年以下の懲役。 危険運転致傷罪
- 死亡事故 1年以上20年以下の懲役。 危険運転致死罪
☑ 準危険運転による交通事故
- 負傷事故 12年以下の懲役。 危険運転致傷罪
- 死亡事故 15年以下の懲役。 危険運転致死罪
交通事故 罰金 自転車事故 危険運転と準危険運転の違い
☑ 危険運転とは
①アルコールや薬物使用によって正常な車の運転が困難な状態で車を運転する事
②車のスピードの出しずぎでコントロールが出来ない状態、又は車を運転する技術が無いのに車を運転する事
③人や車の通行を妨害する目的で、走行中の車の前に入り込んだ時に、他の歩行者や車に物すごく接近して、かつ重大な交通の危険を生じさせるスピードで車を運転する事
④赤信号や赤色点滅信号などである事を知っていてワザと無視して走行しこれによって重大な交通の危険を生じさせるスピードで運転する事
⑤通行禁止道路(歩道や歩行者天国など)に進入して、更に重大な交通の危険を生じさせるスピードで運転する事
☑ 準危険運転とは
①アルコールや薬物を摂取した状態でありながら、走行中に運転に支障が生じる恐れがある状態で車を運転して、途中でアルコールや薬物の影響によって車を運転する事が困難になってしまった場合
②てんかんなどの病気の影響で、走行中に正常な運転に支障が生じる恐れがある状態で車を運転して、その病気の影響で車を運転する事が困難になってしまった場合
簡単に危険運転について言うと、運転すると危険と分かっているのに運転しちゃうことですね!
自分の状態をわかっているにも関わらずワザとやることから悪質と言う判断が下される訳です。
罰金が付くのは過失(不注意)で人に怪我を負わせてしまった場合や死亡させた場合に付きますが、基本的に死亡事故の場合は裁判で実刑判決が出されるケースが多く、交通刑務所に収監される事になります。
交通事故 罰金 自転車事故 物損事故を起こした場合どうなるのか(処罰や対処方法など)
物損事故を簡単に説明すると人身の損害が無く物的損害だけの場合を物損事故と言います。
人が怪我や死亡していなければ物損事故と言う訳ですね!
交通事故 罰金 自転車事故 物損事故を起こした場合の対処法
☑ わき見運転で前の車に衝突して場合
①交通の妨げにならない様に路肩に相手と自分の車を移動します。
②相手に怪我の有無を確認
③怪我が無い場合は、110番に通報
④任意保険の会社に連絡(自賠責保険は人身事故のみ適用されるので物損の場合は使えません)
⑤警察官による事情聴取
⑥相手の連絡先と自分の連絡先を交換
⑦後は保険屋さんにお任せ致します。
注意)追突の場合、相手が後から痛みを訴えて病院に行った場合には人身事故に切り替わりますので気を付けましょう!
☑ 単独事故(ガードレールにぶつかった、電柱にぶつかったなど)の場合
①自走可能かどうかチェック
②自走できる場合、そのまま帰る!それダメ~!
110番通報して事故を報告
③任意保険会社に事故を報告
④警察官の事情聴取
⑤後は保険屋さんにお任せ致します。
物損事故の場合は、刑事法や行政処分はありません。
とい言う事は!!そうです!警察官から青キップをもらう事が無い!点数は減りません!
処罰や罰金はないのです。
但し、自賠責保険は使えませんから、壊れた物の修復費用は任意保険から支払われる事になります。
任意保険に加入していない場合は、自費で修理するか、壊れた物の所有者が損害賠償請求権を行使して民事裁判を提訴して損害額を決めてもらうと言う事もあります。
交通事故 罰金 自転車事故 まとめ
交通事故を起こしてしまった時の罰金などについて紹介しました。
交通事故は年間約53万件あります(車・バイクによる)人身事故だけでこれだけの件数があります。そのうち死亡者は4000人となっています。
へえ~と思っているだけではいけません。いつ自分が加害者になるかも知れないのです。車やオートバイなら任意保険に加入している方も多くいるので、高額な損害賠償にも対応が可能ですが、自転車の場合任意保険に加入している方はかなり少ないのが現状です。
自転車も軽車両扱いなので、歩行者にぶつかった場合は人身事故になります。
このとき相手が死亡してしまうケースもあり、実際に損害賠償請求で1億円以上の支払い判決がでたケースもあります。
自転車だから関係ない!では済まされないということです。それが例え小学生が自転車を運転している場合もです。
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