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Contents
- 1 交通事故の慰謝料の計算方法と相場 示談の前に読むと必ず得する情報も公開
- 2 交通事故の慰謝料 計算 相場 被害者になった場合の受け取れるお金の種類は?
- 3 交通事故の慰謝料 計算 相場 上記で受け取れる一般的な相場は?
- 4 交通事故の慰謝料 計算 相場 交通事故の慰謝料とは?どういう時に貰える?
- 5 交通事故の慰謝料 計算 相場 慰謝料の一般的な相場とは?
- 6 交通事故の慰謝料 計算 相場 「むちうち」での慰謝料の大まかな相場は?
- 7 交通事故の慰謝料 計算 相場 慰謝料の請求方法
- 8 交通事故の慰謝料 計算 相場 示談のトラブルは交通事故紛争処理センターへ相談してみよう
- 9 交通事故の慰謝料 計算 相場 相手に支払い能力が無い/慰謝料を拒否された場合は?
- 10 交通事故の慰謝料 計算 相場 時間が経過してからの慰謝料請求は可能?
- 11 交通事故の慰謝料 計算 相場 まとめ
交通事故の慰謝料の計算方法と相場 示談の前に読むと必ず得する情報も公開
交通事故は、ほんの一瞬の出来事です。
先日も目の前で右直事故が起きて、巻きこまれるところでした。対向車線の車は直進車がいるのにもかかわらず強引に右折。
一歩引いて運転していたので巻きこまれる寸前で回避しましたが、事故を起こした当事者達は見た限り怪我はなかったようです。
交通事故は、ほんの一瞬の判断ミスや一瞬の勘違いで起きてしまうものです。
では怪我をした場合の慰謝料はどの様に支払ったり受取る事ができるのでしょうか?
その他の交通事故のケースはこちらをご覧ください。
交通事故 その事故もう悩まないで!ケースごとに専門家が優しく説明します
交通事故の慰謝料 計算 相場 被害者になった場合の受け取れるお金の種類は?
交通事故の被害者になったしまった時は、何をしていいのかわからない事が多いと思います。
事故で入院・通院も考えられます。
また自分が乗っていた車が壊れてしまった場合の修理代などそうすれば相手が支払ってくれるのでしょうか?
相手に民法709条(不法行為による損害賠償請求)による損害賠償請求権を行使することになります。
民法709条
故意又は過失によって、他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
事故はわざと起こす人が少ないので、基本的には過失責任になります。
交通事故には基本的に物損事故と人身事故があります。
物損や人身事故のみの場合と、物損+人身事故に分かれます。
物損事故にも人身事故にも
積極損害と消極損害の2タイプが存在します。
人身事故にはこの他に、慰謝料がプラスされます。
具体的に、どのようなお金を受け取る事になるのでしょうか。
☑ 物損事故による積極損害
交通事故によって、支払わなくてもいい支払いが発生した時
(車の修理代・車両の買い替え代金の差額・代車費用など)
☑ 物損事故による消極損害
交通事故が起きなければ得ていたであろう利益の事です。
(営業車が壊れたために営業活動ができないための営業損失など)
☑ 人身事故による積極損害
入院費用・被害者が死亡した場合の葬儀代・後遺症が残ってしまった時の将来の介護費用など
☑ 人身事故による消極損害
事故に遭わなければ得られていたであろう逸失利益など
(仕事ができなくて休業しなければならず、給料も基本給しかもらえない・事故で店が開けられない等)
☑ 慰謝料
交通事故によって被った精神的苦痛にたいしての損害賠償として支払われる金額
この5つの損害事由を全部ひっくるめて「損害賠償請求金額」となります。
これだけの損害が事故によって支払わなければならなくなると、交通事故を起こさない様に気を使って運転するようになりますよね~
交通事故の慰謝料 計算 相場 上記で受け取れる一般的な相場は?
交通事故の被害者となって、相手から支払って貰う損害賠償金額や、慰謝料の一般的な相場はあるのでしょうか?
損害賠償金額と慰謝料を全部ひっくるめて、一般的に示談金と言われています。
この示談金額に相場ってあるの?と思う方はいると思いますが、基本的に相場は無い!と考えておいた方がいいです。
「えっ!?なんで?」と思いますよね~
「だって、保険屋さんからいっぱいお金の提示があったから」
「あら奥さんハンコ捺しちゃいました!?あ~それはお気の毒に」
そうなんです。
保険屋さんが持ってくる「示談金」は自賠責保険を基準に算定して、はじき出した最低の保険金額になるのです。
「最低の示談金!?」
示談金の算定方法には
弁護士基準>任意保険基準>自賠責保険基準
で、同じ事故でも示談金に差が生じて来るのです。
保険会社も会社ですから、利益をどこかであげなければならないので、「これが限度です」と言っていながら、心の中では「早くハンコ捺せこのバカ!」と思ってる事でしょう。
保険屋さんが最初に提示して来た「示談金」は一番安い金額と言う事になります。
じゃーどうすれば?と思いますよね~。
この様な時には一言「知り合いの弁護士さんにこれでいいか聞いてみますね!!」と言うと、保険屋さんは手のひらを返したような態度に急変する事が多いです。
弁護士が出て来ると「あんたら被害者のこと舐めとんのかい!!」と言う事になり「名誉棄損」「保険屋の提示額で精神的苦痛を味わったなどによる損害賠償」を起こされる可能性もあるからです。
踵をかいしたような態度に豹変してくるのです。
弁護士さんの事を知らなくても、銀行や信用金庫で無料の弁護士相談会が行われているので、その時に相談しても全然OKです!
ですから最初の金額提示ではとりあえず保留にしておく事がベストです。
交通事故の慰謝料 計算 相場 交通事故の慰謝料とは?どういう時に貰える?
交通事故の慰謝料は、損害保険会社が事故後「示談金」の確認を取りにやってきます。
先ほども紹介しましたが「自賠責保険基準の示談金」ですからスルーです。
交通事故慰謝料の中には、「治療費」から物損車両の「修理金額」・「精神的苦痛」による金額まで入っての金額です。
なので、例え怪我がなくても「車の修理代+代車代+精神的苦痛による慰謝料」は最低でも頂かなければなりません。
中には全損車両になってしまった場合でも「修理できるでしょ~」や「古い車だから査定が付かない」なんて発言をする損害保険会社もありますから、そんな保険屋には「正義の鉄槌」を下さなければなりません。
例え小さい事故でも、精神的苦痛は伴いますので「慰謝料は頂くこと」です。
交通事故の慰謝料 計算 相場 慰謝料の一般的な相場とは?
最初の方でも述べましたが、慰謝料に相場は基本的には存在しません。
怪我をして入院や通院した時に入通院慰謝料なんて保険屋に言われても「掛かり費用」でしかないからです。
治療期間(入院期間+通院期間)
実通院日数(入院期間+実通院日数)×2
数値が少ない方に、4200円をかけた金額が怪我をした時の慰謝料の相場と言われています。
これだけかよ~!って思いますよね~
だから相場はないのと同じなのです。
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交通事故の慰謝料 計算 相場 「むちうち」での慰謝料の大まかな相場は?
基本的に「むちうち」と医者に診断されても、先に紹介した一般的な相場に保険会社は持って行きます。
それで納得されてしまってから、後々後遺症で苦しむケースがむちうちの場合は多々あります。
多くの方が知らないのが、交通事故による後遺障害の獲得なのです。
むちうちは、長く通院する事も多く、そうなると保険屋さんは「それは違う病気なんじゃないの~」なんて言い出すのです。
そうすると治療費などの支払いがとまります。
普通の方はこの後遺障害認定を受ける事が無く、自費で治療となってしまうのです。
ちゃんと医者にも通院していても良くならないとなれば、医者に後遺障害認定書の診断書を書いてもらい保険会社に診断書を送付しましょう。
それによって「損害保険料率算出機構」に審査を保険会社がお願いします。
その機構が独自調査した結果が後遺障害の等級を決定します。
普通のむちうちであれば「14等級9号一番下の障害認定」になると思いますが、この場合でも保険会社は自賠責保険の慰謝料基準で金額を提示してきます。
自賠責保険での金額は32万円
これだけ!?とだれもが思います。
その時に弁護士基準の慰謝料の金額は
なんと!110万円なのです。
一番等級が低い後遺障害でも70万以上の開きがあるのです。
むちうちの慰謝料は知らなければ0円<自賠責保険金額<弁護士基準金額の順になると言うことなのです。
たとえ弁護士費用を支払っても32万円以上になる事は間違いありませんよ~
交通事故の慰謝料 計算 相場 慰謝料の請求方法
交通事故で被害者になったあなたは、慰謝料を請求したいと考えていますが、どうやって請求を出して良いか分からない場合や、怪我がひどくて身動きが取れないような場合には、本人以外でも代理人(弁護士・被害者の親権者など)が請求することが可能です。
相手の保険会社から、慰謝料に付いて話し合いを持ちかけられるのが普通ですが、全くもって不通の場合もあります。
自分または代理人が慰謝料(すべてのを計算してでた金額)を内容証明郵便で相手側に送付します。
相手に慰謝料を請求した日の証拠になりますからね!
これで慰謝料請求をした事になりますので、後は示談交渉になっていきます。
交通事故の慰謝料 計算 相場 示談のトラブルは交通事故紛争処理センターへ相談してみよう
慰謝料を請求した後に、保険屋が持ってきた金額は全く持って少ない場合がほとんどです。
認識のズレなのですが、これじゃ~納得いかないよ~と普通はなるのですが、保険屋は説得のプロですから、なんやかんや言って丸めこもうとしてきます。
この時に民事調停に申し立てをしますが、基本的には示談交渉とほぼ変わらないので、民事調停の前に「交通事故紛争処理センター」に連絡をする事が望ましいかもしれません。
交通事故紛争処理センターは交通事故紛争での和解・斡旋をしてくれるプロ集団ですから。
この機構が間に入ってくれてお互いが納得いく金額の算出をしてくれます。
最初の提示金額よりは確実に増額になります。
これでも納得いかん!!
と言う場合は裁判所に提訴する形になります。
交通事故の慰謝料 計算 相場 相手に支払い能力が無い/慰謝料を拒否された場合は?
相手に支払い能力が無かったり、慰謝料を拒否された場合は、弁護士に相談するのが一番なのですが、結局は裁判所に提訴と言う形になります。
支払い能力が本当にないのか、財産が本当にないのかを調査されます。
この時に働いている場合や不動産や動産(株式運用など証券)関係がある事が分かれば、「お金あるんだからちゃんと払いなさい」と裁判所命令が出ます。
それでも支払わない人達は「知らぬ存ぜぬ」を貫きます。
当然ながら、お上に歯向かう事は、お上を怒らせる事になります。
「強制執行!」となります。
給料を貰っている方は、給料の差し押さえから始まり、それでもダメなら動産の処分・不動産の処分になっていき、最終的に相手に支払わせることになります。
相手もバカでなければ「強制執行前に名義変更しちゃえ」と言う事をしてきます。
それを阻止するために、財産移転処分停止の仮押さえ申請を行うことが通常です。
また債権者取消権を行使します。
お金を払わないのに、自分の財産を他人名義に変えてしまった後でも、債権者取消権を行使すると名義変更した物を元の持ち主に戻す事が出来ます。
これで強制執行と言う事になります。
交通事故の慰謝料 計算 相場 時間が経過してからの慰謝料請求は可能?
基本的には可能と言う事が判例で出ているので、可能なのです。
しかし、保険屋もその辺は周知の事実ですから、示談書に後遺障害の金額も含むと虫眼鏡でも読めるか読めないか位の小さい字でかいてきます。
これでハンコを押しちゃうと後遺障害の慰謝料をもう支払ったからしらないよ~ってなります。
そうならないために、示談する場合はその小さな「後遺障害の金額含む」二重線で消して
「後日後遺症が発症した場合別途要求いたします」と備考欄にキッチリ書き込んで、コピーを取って保険屋さんに返します。
こうすることで一応後遺障害の認定が上がった場合に慰謝料を請求することが可能になります。
交通事故の慰謝料 計算 相場 まとめ
交通事故による慰謝料について紹介しました。いかにどれだけ保険会社が、利益至上主義と言う事がお分かりになった事でしょう。保険会社も企業ですから利益が上がらなければ存続ができません。
だからと言って被害者がそれを被らなければならないのはおかしいのです。もし、今まさにそのような状況下の方はただちに弁護士又は司法書士・行政書士に相談する事が望ましいです。一方的な被害者なのに泣き寝入りはしないでくださいね。
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